あなたはパワハラの被害者かもしれません
仕事をする上で、「社会人としての良識」「謙虚さ」「努力」「ノルマ」といったものはどうしてもついて回るものです。
お金を得ること、働くこと、労働とは確かに大変で、貴重なことです。
ですがその中で「追い詰められる」ほどに精神をすり減らし働き続けることが、将来的にあなたのキャリアになるのでしょうか。ましてや今あなたの置かれている職場環境が、労基法を越えた長時間拘束の挙句、寝る時間食べる時間を惜しんで働くほどの酷い状態だとして、そこにそれに見合った収入や遣り甲斐はありますか?
殆どの人が「仕事」を通じて社会と関わっていきます。
不労所得に恵まれた人であっても、「仕事」やそれにまつわる「役割」にやりがいを感じ、働くといった関わりがなければ社会で孤立した存在になってしまいます。
ですが、例えば以下のような状態の場合、
あなたがされていることは「モラハラ」、もしくは「パワハラ」であり、「脱出すべき環境にいる」のかもしれないという危機感を持つべきです。
・眠れない日が続いている
・朝、職場に出勤するのが辛いと感じる
・職場で繰り返し、自分の能力を否定されるor叱責される
・上司は相談できる相手ではない
・過剰なノルマを与えられ、消化できないとペナルティがある
・休日や退社後、会社を離れていても拘束されている
・定時で帰れる日が週に一度もない
・職場で自分の意見を言うことは危険だと感じる
・職場内での上下関係が異常に厳しく、目上の人には意見が言えない
・ささいなミス、失敗で厳しく追求される
・仕事や職場のことを考えると不安になる
・また、仕事や職場のこと以外を考える余裕がない
・仕事が原因で、壊れてしまった人間関係、壊れそうな人間関係がある
こうやってあげていくと、誰でも「これは自分にもあるな」と思われる部分があるかもしれません。
ただし、5つ以上当てはまれば危険度は相当高いと思ってください。
ですがこの中でも最も危険な質問があります。
それは
・職場で繰り返し、自分の能力を否定されるor叱責される
です。
これに「YES」がついている場合は、何個以上あてはまるか、といったことは抜きに自分はパワハラの被害者ではないかと疑ってみてください。
これはマインドコントロール、洗脳の典型的な手口です。
受けた側は「自分に問題があるのではないか」と悩み、「では私には能力がないのでやめさせてください」と言うとそれすら拒否される。
つまり、辞めさせてももらえない。
こんな状況に置かれていたら、
「おかしい」と気付かなくてはいけません。
確かに職場での人間関係のトラブルというのは、誰しもが何かしら抱え悩んでいる問題ではあります。そのために周囲も、「頑張れよ」「しょうがないよ」「俺もさ・・・」といったアドバイスをしがちです。これはDVでは一般に、善意の2次被害と呼ばれるケースです。
理解が得られない、誰も味方になってもらえない。
そこまで追いつめられる前に、ぜひ一度ご相談ください。