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NOと言えなくなる瞬間

先日、あなたはパワハラの被害者かもしれません で一番危険な状態として、 ・職場で繰り返し、自分の能力を否定されるor叱責される をあげました。 これがどうして危険なのかというと、繰り返し否定され続けることで、人は「学習された無力感」を植えつけられるためです。 学習性無力感
学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん、英: Learned Helplessness)は、長期にわたって、ストレス回避の困難な環境に置かれた人は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという見解。学習性絶望感・学習性無気力ともいう。日本に紹介されたばかりの頃には、直訳に近い「獲得された無力感」と呼ばれていた。(wikipediaより)
「自分が間違っているのかもしれない」 「自分に問題があるから、ここまで言われるのだろう」 「そんな自分の考えなんて、誰にも聞いてもらえないし、誰にも理解してもらえないだろう」 結果として 「この人(この会社)には抵抗しても無駄だ」 「助けを求めることは不可能だ」 という一番落ちてはいけないところに落ちてしまいます。 ここが、「NOが言えなくなる瞬間」です。 自分に自信、信頼感がもてなくなることで、思考力が弱まり、ちょっとした言葉や意見を伝えることにも不安を感じます。 未来には何の期待もないように思うようになり、「今この会社を首になったり辞めたりしたら、自分を雇ってくれるところなんてないだろう」という不安と閉塞感で、がんじがらめにされてしまっているかもしれません。 もちろん、「助けを求める」という発想すら浮かびません。 自分に自信がもてない状況に追い込まれているので、「環境が劣悪であることを理解しながらも」一番の問題は自分にあるのだと思いつめているからです。 そして社会も、そこまで追いつめられている人に対して「自己責任」といった言葉で追い討ちをかける風潮があります。 例えば 「そんな会社にしか入れなかった、あなたが悪い」 「その会社を選んだあなたの選択が間違っていた」 といった言葉です。 「だから、あの時努力しておけといったのに」 「入ったからには社会人としてやれるところまで頑張れ」 「最近の若者はすぐに辞めてしまう」 責任感が強いタイプや、真面目な方ほどそこでまた頑張ってしまいます。 「すぐに辞めてしまう若者」というレッテルだけは避けよう、と現実に適応しよう、ノルマをこなそう、上司の期待に応えようと、「限界まで」頑張ってしまうのです。 人間はそれほど強くありません。 限界がきたら、燃え尽きるのが「普通」なのです。 あなたがもし、繰り返し否定され続けるような環境にいて、 どれだけ頑張っても報われない、という絶望感を持っているのなら、 「それは本当に自分の責任なのか?」 「自分はそこまで言われないといけないような悪いことをしただろうか?」と、少しだけ立ち止まって考えてみてください。 今までの学校生活で、友人や先生に、そこまで否定され続けた経験はありますか? この際に「両親の意見」などは忘れ、今まで関わってきた学校、アルバイト先など、社会との繋がりの中で今の環境や自分に対する評価は普通なのだろうかと、考えてみてください。 私たちはそういった追いつめられた人が「会社を辞めたい」とご相談してきてくださった時、それはレスキューのご依頼だと受け止めて、お話を伺っています。 ご相談お待ちしております。